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うさぎの流涙症2

2012.03.15.18:45

前回は鼻涙管狭窄・閉塞の病態について簡単に書かせて頂きました。

今回はその治療についてです。

鼻涙管洗浄が有効です。


涙点 縮小
上の写真の矢印の先に穴がありますが、この穴を涙点といいます。
点眼麻酔を施した後に、涙点より生理食塩水を流し鼻涙管内を洗浄します。


WS000006640-480.jpg


すると・・
鼻からポタポタと鼻涙管内を閉塞させていたモノが生理食塩水と共に排泄されます。

これにより涙を逆流させていたモノは取り除かれるので、流涙症は一旦収束します。
しかし最大の原因は歯根にあるので、流涙症の再発はたいていの場合、必至です。

結膜炎や涙嚢炎を併発している場合、消炎剤や抗生剤の点眼を処方します。


処置の後は、根本的な歯牙疾患の治療や食事内容の変更について飼い主様に時間をかけてお話しします。




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うさぎの流涙症

2012.03.08.18:27

うさぎさんの涙が常に流れているんですけど・・・

受付や問い合わせの電話でよく伺うフレーズです。


この流涙症の場合、涙の産生過多なのか排泄障害なのかということがポイントとなってきます。

①産生過多の場合は角膜損傷・結膜炎・角膜炎・ぶどう膜炎・緑内障などが原因となってきます。

②排泄障害の場合は上顎の歯の歯根の過長が原因となってきます。

今回は一番多い②を簡単にご説明します。


②は鼻涙管閉塞・狭窄という疾患名です。

涙は眼の表面に潤いを持たせ、洗い流す働きがあります。そして鼻涙管を通り鼻に抜けていきます。
この涙の通り道である鼻涙管は上顎の歯の根っこの上を走っているために、歯の歯根(根っこ)が伸びてしまうと
鼻涙管を下側から圧迫してしまいます。
すると鼻涙管が閉塞もしくは狭窄してしまい、涙がうまく鼻に流れなくなってしまうのです。
となると、必然と涙は上行し常に泣いてるような状態になります。

この状態が進行すると涙嚢炎、結膜炎を併発してきますし、涙で常に湿っている皮膚の部分が湿性皮膚炎に
なってしまいます。


症状を進行させない為にも早めの受診がおすすめです。

治療等はまた次回・・

ウサギの臼歯処置 麻酔? 無麻酔?

2011.11.28.16:53

今日はウサギさんの臼歯の処置(奥歯の処置)について簡単に

ウサギさんと生活されている方はよくご存じかと思いますが、ウサギさんの歯の病気の1つに臼歯の不正咬合という病気があります。

この疾患に直面した場合、歯の処置が必要になってきます。
伸びすぎている部分を歯科用の器具・器材を用いて削る必要があるのです。

うさぎさんの口の中は狭いですし、処置中に口をもごもご動かしてしまうので、全身麻酔が必要になってきます。
麻酔下であれば視野を広く確保できますし、無麻酔下では確認できなかった舌や粘膜の損傷、他の臼歯の疾患を見逃す確率が低くなるからです。

常は臼歯の不正咬合の検査・治療は麻酔下で行うのが確実なのです。

もちろん顔回りの触診も必要ですし、レントゲンで歯根部の評価なども合わせて行います。


しかし比較的手前の臼歯(奥歯)の処置・全身状態が悪く麻酔不適応の子・血液検査で腎機能・肝機能に問題のあった子などは無麻酔化での処置を行うことがあります。


しかしその場合は、無麻酔下では他の臼歯の疾患や舌や粘膜の損傷など見逃す確率が麻酔下と比べて高いというデメリットをインフォームした上で行っております。


いずれの場合も飼い主様に同意を得て、検査・治療を進めていきますのでご安心ください。


いぐち動物病院(iguchi animal hospital)
うさぎ 臼歯 麻酔下 無麻酔下 浜松 中区 東区 北区 浜北区 動物病院
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